こちらに来てだいぶたっていますが、日本から持ってきてよかったもの、みたいなのはあんまり書いてなかったなあと思います。
荷物の検討に役立つよう、今更ながら書いていこうと思います。
日本から持って行ったもの:家電編
日用品のたぐいだと、ラップとかは切れない!と聞いていたので日本で用意しましたし、出汁類は友人からもらったものを持ってきていました。
家電はホームベーカリーは絶対役に立ちそうだったので、中古で買って持って行きました。(以前記事に書きましたね)
ホームベーカリーを接続するための変圧器も日本から持って行きました。
実は、もうひとつ、大きな買い物をして持ってきた商品があります。
それがSHARPのホットクックです。
日本でも流行りだしていたころで迷っていたのですが、たまたまセールになったので奮発して購入し、持ってきました。
最初は引っ越しの荷物がなかなか届かないトラブルにあい、使うことができず、アメリカで購入したInstant Potになれてしまい、使い道がなくなるのではと心配したこともあるのですが、機能的にかぶっている部分はあることはあるのですが、「材料いれて放っておいたらできる」、というコンセプトの部分が唯一かつ優秀で、どっちも調理器具として楽しく使っております。以下にこんなものが作れたよ、というのを少しご紹介。
ホットクックとは
ホットクックは上位モデルだとWi-Fiでメニュー取り込みもできるのですが、そこまですることなかろう、どちらかというと容量が大きい方がいいだろう、ということでKN-HT24Bという型番のものを購入。
付属のレシピも120種類くらいついていて、慣れてくると似たものを選んで応用してレシピにないものも作れます。
基本的には材料を入れて、ボタンを押して任せれば完成しているというもので、火加減を気にしたり、する必要はありません。まぜ技ユニットというものがあり、ちゃんとかき混ぜて調理をしてくれるというのも他にはないと思います。
個人的に、このメニュー番号早見表が便利でいつも近くに置いています。メニュー番号をレシピ本を見て確認するの、慣れてくると結構面倒だったりするんですよね・・・。
ホットクックで作ったもの
少しずつ作れるメニューを増やしているところですし、写真のないものもあるのですが、少しご紹介。
チーズケーキ
これはレシピにないのですが、炊飯器的な使い方もできるので、炊飯器チーズケーキのレシピから工夫して作ってみています。
クッキングシートをもっとキレイに敷くか、溶かしバターとかでちゃんとやれば、このシワが入らずきれいに焼けるはず。
フィラデルフィアのクリームチーズとかが手頃に手に入るので作りやすいし、お店と違って好きな甘さにできるので、結構作っています。
つぶあん
自動メニューの中に粒あんコースがあります。
調べてみると、本来のあんこの作り方としては、渋きりというような下ごしらえがあるようなのですが、このメニューは小豆と水を入れて、途中で砂糖をいれるだけというもので、ちょっと心配したのですが、もとの小豆がいいのか、すごく美味しくできあがりました。
レシピの砂糖はちょっと多すぎると感じたので、6割にしてみたところ、大人受けしました。8割でお子様にちょうど良いとの評価です。
こんなに簡単でこんなにおいしくていいのかと感動しました。
小豆はwhole foodsのazukiとSproutsのazukiと両方試しましたが、どちらも美味しくできあがりましたよ。
あんこは和菓子食べたい欲求をなんとかしてくれるので大変良いものだと思います。おやつで豆を摂取できる点でも優秀です。白い豆やら他の豆を探してくれば、白あんなどもできると思います。
アジアスーパーでもあんこをパックで買うこともできますが、案外高いのと甘さを調節できないという点で残念です。こしあんはさすがに手間がかかって無理だと思うので、買わざるを得ないかなあと思っておりますが。
Costcoのロールパンにはさんであんぱんにしたり、どら焼きを作ったりしました。Costcoのロールパン、あんこすごく合います。驚きました。
ホームベーカリーでパン生地作れるので、自分でその中に入れるのもいいですね。
どら焼きは皮を和菓子屋さんレベルには作れずが残念でしたが、作業自体は結構楽しくやれました。
試作で1個だけ作った時の方が焦ってなかったからなのか、きれいに焼けて・・・。次回は全部この焼き色にできるよう頑張ってみます。
どうでもいいですが、左上の敷いている油が「パン」って書いているように読める・・・。
他に、大福にもチャレンジしたのですが、大福は甘さ控えめあんこだと微妙な出来栄えになるようで、要再チャレンジ案件となっています。
ラタトゥイユ
こちらできあがりの写真だけですが、材料いれてボタン押しただけで美味しくできあがりました。ベーコンがなかった時に冷凍の海老をいれたのですが、そっちの方が味は好みでした。海老も合います。
ナス、トマト、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、セロリはアメリカの一般のスーパーで入手に困らないメニューなので、重宝しています。
このままパスタソースにしたりチキンのソースにしたり、焼いた鮭に添えたり便利です。
肉じゃが
Krogerというスーパーでは安くはないですが薄切り牛肉が買えます。それを知ってから、これで色々和食を作っています。
ホットクックでは肉じゃがができます。
醤油などの量の好みは何回か作りながら調整していくといいと思います。レシピ通りでも美味しいですが、さっぱりさせたいなど好みがあれば実験してみるといいと思います。
ポイントとしては、この牛肉、かなり薄く切ってあって結構重なっているので、鍋に入れる段階でしっかりほぐすと良いです。
味噌汁
我が家で一番作られているのは具沢山味噌汁です。
出汁と味噌と具を入れて25分放っておけば美味しい味噌汁になります。出汁は日本のやつを使ってもいいけれどTwitterでおすすめされたBetter Than Bouillon Fish Baseというペースト出汁が結構美味しくて毎回使っています。塩味がペースト出汁に結構ついているので、味噌の量はちょっとレシピより控えています。
減塩ベーコンを豚の薄切りの代わりに入れてなんちゃって豚汁。
出来上がってから乾燥わかめを入れるのも美味しいです。
Better Than Bouillon シリーズはチキンや野菜の出汁などもあり、そちらは近所のスーパーにも売られているのですが、fishは近くでは扱われておらず、割高ですが、Amazonで買っています。遠くのスーパーまで探しに行く手間とガソリン考えたら、これでいい気がしています。
カレー
カレーは無水カレーのモードとお水を入れるカレーと両方の自動メニューがあります。無水の方はかなり味が濃くなる気がしていて、トマトを多めに入れたり、カレールーを控えたりなど調整するといいと思います。なかなか最初から完璧は難しく、一緒に入れる具材によってどれくらい水分が出るかが変わるので、出来上がってから出汁汁やお水で好みに調整していくのもアリだと感じています。
この時はいつも入れるヨーグルトを入れたのですが、途中かなり高温になるらしく固まってダマになりやすいようです。特に水分の少ないギリシャヨーグルト系だと顕著です。出来上がってから入れて混ぜて調整する方がいいと最近気が付きました。
この時は余っているコーンもいれたので、その粒がヨーグルトの粒を隠してくれています。
蒸し野菜
サツマイモを蒸したり、中華スーパーで買ってきた中華まんを蒸すのにも使っています。サツマイモはゆでるより蒸す方が美味しい気がするのです。
まとめ
まだまだ試しきれていないのでこれからもっと使っていこうと思います。焼く料理もしたいので、さすがに一週間毎日これを活用するのは難しいですが、これで一品作っている間に他のことができるのがいいですし、内鍋以外ほとんど食洗機に入るのも助かります。
味噌汁が食卓にないとダメ!っておうちなら味噌汁で毎日活躍するかもしれません。
そんなふうにめっちゃ使う人なら内鍋だけもう一個買ってもいいかもと思います(内鍋高い;;)。
これは、と思うレシピがあったらまたご紹介したいと思います。
ではでは。