ダラス転勤でおろおろする家族の日記

夫がアメリカ転勤だ!(赴任ではないらしい)、と言い出し、あわててあれこれ調べたり準備したり。やったこと役にたったこと、の記録と日々のことなど、適当に書いています。解説というよりは、記録という色が強いため、読みにくいかもしれません。どんどん内容は増やしていきたいと思っております。

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日本の確定申告をしたら税務署から電話かかってきた

こんにちは、toriloverです。

一時帰国した際に、渡航した年の日本の年末調整がされていなかったので(私の分は会社が渡航前にしてくれてたのですが、夫の会社は全放置でした;;)、期限が切れる前にしないと・・・ということを考えていました。今回、過去の確定申告をしてまいりまして、色々びっくりしたことがあったので、記録しておきます。

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渡航してからの確定申告って案外めんどくさい

アメリカにいながらも、海外渡航後の確定申告について、調べたりすればできるんでしょうけど、納税管理人の名前でやるの?どこの欄にそれを書くの?とか(毎年作っていた書類でそんな欄はみたことありません。)、疑問に思うことがたくさんありまして…。

税務署に色々問い合わせしながらしないといけないなあ、と思うと、時差のある状態ではしんどいなあ、めんどくさいなあ、と思って伸ばし伸ばしにしてしまいました。

期限のあることなので、今年がラストチャンスかな?と思い、幸い確定申告期間に帰国することですし、ついでにやることにしました。

ちなみに、納税管理人については、のちに覆されることになりますが、出国前に、自治体で転出届をする際に渡された書式を提出済みでした。

納税管理人が申告する場合の書き方について教えていただきました

まず、私の普段の確定申告ですが、マイナンバーカードは持っておらず、オンライン書類作成ツールを使って作った書類を印刷して封筒にいれ、それを税務署に郵送していました。

今回も、まずは過去年の書類を作るツールで数字を入れていったのですが、やはり納税管理人の情報や、住所(アメリカの?)の入力など、どうしたらいいかわからないところがポロポロでてきました。

そこで、隔離宿から税務署に電話して色々教えていただきました。電話に出た人にとって、初めてのパターンだったのか、しばらく保留されてから回答いただきました。

その際、手元に書類のない状態で質問したため、一部書いていて不安になり、もう一度電話しましたら、同じ方っぽい方が電話に出られまして、回答いただいたのですが、以前言っておられたことが少し変わっていました!!

でも、詳細に書き方を教えていただいたので、オッケーです。

私が電話した時にこれがその方にとって初めてのケースで、その後勉強されたんでしょうか。

書き方

オンラインツールからは、確定申告する年の住所、確定申告する人の氏名を入力しまして、確定申告する翌年の1月1日の居所については、アメリカの住所を入力します。

還付される税金の受け取り場所は、納税管理人(我が家の場合は母)の口座を入力して書類を印刷します。

その後、確定申告する年の住所の下に、小さくなりますが納税管理人の住所を手書きし、後ろに(納税管理人)と書きます。

氏名欄の、確定申告する人の名前の空白に、納税管理人 XX XXと名前を書きました。

マイナンバーは持っていて、確認書類の写しをつけられるならそれでもいいけれど、ない場合、パスポートの写真のページと最後の住所を書いているページのコピーをつけてください、とのことでした。マイナンバーはあれば還付が早いけれど、海外在住で難しい場合はパスポートのコピーでいいそうです。

保険の書類

これは、還付のための生命保険の支払った金額の証明とかの話で、書き方とは関係ないのですが、証明書ってなにも言わないと、その年の年末時点でいくら支払われているかというものが送られてきますよね。

それだと出国した月まで、というのを証明していないので、保険会社に特殊なお願いをしてもらわないといけないなら面倒だなあと思ったのですが、大した額じゃないので、自分で1月から出国の月までの支払いを計算して、その分の金額をツールに入力しておきました。

新たに証明が必要とか電話かかってきたら諦めようと思っていました。

郵送後、税務署から電話がかかってきました!!

すべての書類を封筒にいれて、税務署に郵送しました。

そうしましたら、税務署から電話がかかってきました!!!!

早速生命保険控除の件でしょうか??

留守電が残っていなかったので、何さんに電話すればいいのか分からなかったのですが、とにかく電話して、〇〇の確定申告の件で、とか話していったら電話した人を見つけてくださいました。

どうやら、納税管理人に母の名前を書いてだしていたのですが、なんと!!納税管理人指定できていなかったというのです!!!

「ええ!?役所で転出するときに書類を出したのですが・・・・」

「ああ、それは市民税とかの方ですね・・・」

「2種類あるんですか・・・?」

「はい・・・」

納税管理人は2種類ある!!!指定できてなかった!

そうです!2種類あったんです!

以下のサイトを見つけて納得。

www.ht-tax.or.jp

↓微妙に書類の名前も違うし!

国税の場合は、「納税管理人届出書」を税務署へ提出します。

 

なお、住民税の場合は1月1日の住所地の市区町村へ「納税管理人申告書」を提出

 

まあ、前なら縦割りねえ、くらいは思ったかもしれないけど、役所間で勝手に情報共有されるのもアレだし、それぞれ別の人を登録したい事情もあるかもしれないし、と考えるとそんなもんか、とも思うし、アメリカの変な事務手続きに毒されてくると、変なこと言わずちゃんと還付してくれるならいいや、と思えてしまうのでした。

納税管理人を指定する書式が納税管理人に届く

そのまま電話で、納税管理人を指定する書類を送ってもらって、それを郵送したらOKということになりました。

書類を提出しましたら、無事登録され、どうやら生命保険料控除も無事できたっぽく、還付されました。

まとめ

我が家の場合は、夫も私も違う日に自治体で転出届をだしたのですが、役所では市民税のことしか気にしていないので、「納税管理人申告書」はくれますが、国税のことは何も言わないことが多いのではないかと思います。そういえば、夫の場合は、年金の関係のことも色々しらなくて、手続きができていなくて請求がきちゃったりしていました。

自治体では、別の役所のことは聞かない限り言ってはくれないと思いますので、年金、国税、とそれぞれ人によっては手続きがあるかも、と思っておいた方がよさそうです。

それにしても数年たって、渡航準備の不備が見つかるとは、海外渡航、奥が深いです。

 

ではでは。

 

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