またまた渡航前のお話に戻ります。toriloverです。
家を売却して実家に移ってからのお話なのですが、実家には海外転勤にともなう住所変更などで書類の提出要求が各所から郵送が来ており、それに対応したり、転出の関係で役所に行ったりしていました。国内での手続きについて、何か忘れていることがないか考えても思いつくわけじゃないのに考え込んでしまったり。
渡航前の荷造りラストスパート
実家では、住所変更・転出手続き対応のほかに、アメリカ大使館に公証してもらいに行く準備をしたり、EMSで先行しておくる荷物を準備して発送したり、実家の母にEMSの送り方を教えたり等々していまして、であっという間に日々が過ぎていきました。そんなこんなでギリギリまで入国審査のことや飛行機に乗るときに持っていく荷物のことを考えることができていませんでした。
スーツケースは事前に空港へ送ってしまいました
プラチナにランクアップしたセゾンアメックスの特典で、空港にスーツケースを1個無料で送ることができますので、それを使って1個は空港へ、もうひとつの荷物は成田空港近くに予約した前泊するホテルへ宅配で送りました。
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これで空港までは手荷物だけで移動できるため身軽になります。
荷物を送ったら、手元がすっきりして、次に入国の時のことを考えられるようになりました。
入国審査時の必要書類を確認しよう
I-129Sのポイントを暗記する
私の場合、夫が先に転出していたので、入国審査は1人で受けることになります。そういえば、入国審査時に必要な書類が何かちゃんと覚えていないことに気が付きました。L-2VISAをとってから3か月以上たっていたので記憶が薄れていたのです。
夫に連絡して確認したところ、出国前に渡したI-129Sのコピー(原本は夫が入国審査の時持って行った)と戸籍謄本とそのコピー(婚姻関係があることを証明する)があればよさそうだということでした。
ちょっと気になったのはI-129Sがコピーで大丈夫かということ。夫がアメリカについてから国際郵便で原本を送ってもらっておけば安心だったけれど、渡航1週間前となっては受け取りも微妙・・・ということでコピーで切り抜けることに。
webで経験者のブログを複数読んでみたのですが、I-129Sに記載されているようなことが審査官に質問されるということでした。
そこで、仕事内容や役職名、VISAの期日など聞かれそうな点を中心に暗記しました。
どこのブログか忘れましたが、I-129Sがいるよ、というのを忘れていった方が別室に連れていかれて、旦那さんから何も聞いていないから分からないことが多く、審査官が旦那に電話したという事例もみました。
夫には最悪、審査官が電話するかもな!!と言っておきました(苦笑)。
実際の審査での質問されたことは・・・
入国審査でL-2VISAであることを告げると、手に持っているI-129Sのコピーを指さされたので、それを渡すと、夫の住んでいるアパートのある市と道の名前を突然言われ、それにYesと答えるだけで終わってしまいました。
「XXX市?」 Yes
「XXXX?」 Yes
のような感じで、戸籍謄本も活躍せず。
アパートの住所はI-129Sには出てきません。まだ住むところはI-129Sフォームをだした時点では決まっていませんから。それが突然出てきてびっくりしました。
もしかしたらどこに滞在するのかは聞かれるかもと思って念のため覚えていたので、すぐ住所を聞かれていると分かってセーフでした。
アメリカのシステムでは、夫の入国の履歴と何かの情報が紐づいていて、審査官のモニタには夫の個人情報的なものが表示されていたんだと思います。
それにしてもあまりに何もなく解放されてびっくり。
審査官さん、疲れていたのかな??
税関申告書の記入準備をする
これまでの旅行や出張だと、帰りはお土産で食品を入れてかえったりすることはありますが、行きは税関申告するようなものを持ち込むことがなく、税関申告書に「申告の必要なものアリ」としたことはありませんでした。
今回は行きのスーツケースに、いただきものの食品とお気に入りの調味料をいれていたので以下の2つのサイトを参考に、予習し、準備しました。
持ち込む食品の原材料確認と英語名称の確認
税関申告書に「食品持ち込みあり」で申告しますので(申告していないで荷物を開けられ、食品があることが発覚すると罰金になるとのことですので、正直に書きましょう)、持ち込む食品の原材料に持ち込み禁止のものがないかの確認と、申告書には英語で書きますので、英語名称の確認をしておきます。
機内で税関申告書を書こうとしていざ思い出せないこともあると思いますし、普段スマホで翻訳サイトを使って調べておられる方は機内Wi-Fiでもない限り機内では検索できませんので、ご注意ください。
私はこれをしないといけないことをすっかり頭から抜けており、空港に荷物を事前に送ってしまっったため、この作業が空港についてからになってしまいました。もちろん、入れた食品はだいたいは覚えていたのですが、100%の自信はなく…。特に本当に肉のエキスが入っていないものだったか、というようなことまで確認が必要となると、現物を見るまで安心できませんでした。
空港の隅っこでスーツケースをあけて、原材料と商品数を確認し、メモしました。英語名の調査は電池で稼働する電子辞書を機内持ち込みし、機内で調べながら用紙に記入していきました。品数が多いと、用紙1枚では書ききれないかもしれません。税関申告の用紙を配られている際に2枚もらっておきましょう。
TSAロックでも壊されるらしいのでスーツケースベルトを
税関申告関係で調べていると、アメリカの空港で荷物開けるためのTSAロックなのに、調査のためにはそのTSAロックも壊されることがあるのでカギはかけないように!ということでした。そうすると、ひょんなことでぱかっとスーツケースが空いてしまうかもしれないので、スーツケースベルトを急遽ホテルの売店で購入しました。
私のように空港でスーツケースあけて中身確認するなど、ここまで直前に慌てる人は少ないかもしれませんが、手続きが短時間に集中すると、飛行機の荷物が後回しになりがちになるのではと思います。
食品を準備するタイミングで、申告まで意識して準備するといいと思います。
次に一時帰国して食品を持ってくる時はこの教訓を生かして落ち着いて空港での時間を過ごしたいです><
ではでは。