こんにちは、toriloverです。
今日は日本を感じさせるパーティー料理のお話です。
ポットラックは持ち寄りパーティー
アメリカで生活されていると、たまにポットラックパーティーという持ち寄りパーティーに行くことがあるのではないでしょうか。私には年に2回ずつ程度しか経験はありませんが、毎回何を持って行くか悩みます。文化などの事情で人によって食べられないものがあるからです。
日本人や韓国、中国系の方ばかりであれば、日本食になじみのある方もおられそうですし、食材の選択肢の問題も少なそうなのですが、そうでないこともありますよね。
今日は、これまでに持って行って良かったものを参考にご紹介しつつ、最近我が家が持って行くものとして定番になってきている豆腐の唐揚げのレシピをご紹介しようと思います。
レシピについては何回も試行錯誤していて、自分へのメモもかねておりますので、あとから更新するかもしれません。
評判の良かったメニュー
チキンかエビ、小さい厚揚げを使った焼きそば
焼きそばは、ソースの味が人気で、案外と評判がいいです。ソースにはいろんな材料が入っていて、メーカーによって違うので事前にチェックして選ぶとよさそうです。そのなかでも、マルちゃんの粉のソースの味はお子さんに人気のようでした。具のプロテインを相手に合わせて変えてあげると良さそうです。
日本式シーフードカレー
アメリカで作られているゴールデンカレーなどのルゥには、肉系のエキス類が含まれません。なので、日本人の慣れた味にするには、ビーフブロスなどを足す必要があるのですが、これを利用してシーフードカレーなどを作るという手があります。
この場合、ブロスは、野菜ブロスやきのこの出汁が活用できます。
テリヤキチキン
照り焼きという味が味付けの名前として浸透しているので、チキンがOKな方であれば食べていただけることが多いメニューです。アメリカのレストランを見ていると、テリヤキサーモンなども見かけるので、それにチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。
豆腐唐揚げ
こちら、以前ご紹介した固い豆腐をチキンの代わりに使った料理です。豆腐なので生焼けの心配がないですし、ベジタリアンも食べられる優れものです。ハラルが求められる場合、醤油をハラル対応に変える必要がある可能性があるのだけれど、まだそこまでの対応が必要なポットラックに参加したことはありません。
お菓子
お菓子系を持って行く場合、周りを見ていると、コアラのマーチやポッキーが使えるように思います。和菓子系は、甘い豆というのが中国韓国以外からは理解されない可能性があります。独特の香りもありますし、少し厳しい感じです。モチアイスは人気なのですが、パーティに持って行くのは難しいですよね・・・。
そんななかで、おかきやおせんべいは、ライスクラッカーという呼び名で食べていただける場合がありました。材料もシンプルですし、トレーダージョーズにも小さいおかきがあるので、それが使えると思います。
冷凍食品を活用する場合
冷凍たこ焼きや冷凍たい焼きを利用されている方もよく見かけます。アメリカで売られているたい焼きは、カスタードばかりのように思うので、ポットラックパーティ向きだと思います。最近は、トレーダージョーズやCostcoで冷凍で日本のスイーツが出ているので、それを利用するといいかもしれません。
豆腐唐揚げのレシピ
豆腐唐揚げのレシピをご紹介します。
使うのは、こちらのようなsuper firm豆腐です。トレーダージョーズでも買えます。
これだと水切りなどをして肉に近づける必要がないくらい存在感があるので、とてもちょうどいいです。
ポットラックパーティーの場合、ある程度どっさり持って行きたいので、たいていsuper firm豆腐を2個使います。
1個を16等分に切り、ジップロックの袋等の中にいれ、調味液（分量は下に記載）の中で崩れない程度の力で軽くもみ、冷蔵庫でしばらく休ませます。
時間は、最近は6時間くらいつけたまま（ムラがでないよう何回か位置をかえたりすることも）にしています。あまりつけ時間が長いと水分が出すぎてしまいます。1時間以下だと水分がしっかり残ってふんわり目の仕上がりになるような気がしているのですが、下味が染み切っておらず、味が薄いような気がしています。
揚げる前に衣用の粉が入った容器を用意して、その中で豆腐を転がしてまんべんなく粉を付けた後少な目の油で揚げ焼きのような感じで転がして焼いています。
Deep Fryを普段からされる方はふつうに揚げても大丈夫と思います。
【調味液】
・醤油 大匙６とすこし
・おろしにんにく キューブタイプのものだと2個（チューブだと大匙1強くらいかな？）
・おろししょうが 大匙1強
・ajinomoto 小さじ1
ajinomotoはあっさり過ぎる豆腐の味わいにうま味をプラスするために加えますが、あっさり過ぎることを気にしないのであれば抜いても大丈夫かと思います。
日本のレシピを見ていると酒を加えるものもありますが、使った場合、アルコールは飛びますが食べられなくなる人が出るかもと思って入れていません。
【衣の粉】
粉は気分で変わったりしていますが、片栗粉：小麦粉：米粉を5：3：2くらいで混ぜています。
全部片栗粉でも全く構わないと思いますし、片栗粉と小麦粉、片栗粉と米粉でもいいと思います。片栗粉だけは、これが唐揚げらしさを出してくれると思うので、必須のように思っております。
できあがりは↓の写真のようになるのですが、この時は醤油は薄口を使ったのであまり黒っぽい色になっていません。
濃い口を使うと色がもう少し黒くなります。
盛り付け例です。
唐揚げだけだと見た目が美味しくなさそうかなと思うので、時間に余裕があればこんな風にして持って行くこともあります。器はToGoボックスの使いまわしです。
まとめ
豆腐唐揚げは、普段のおかずとしても使えるので、持って行くものとして合うか試作されると安心だと思います。
このブラックフライデーで、新しいエアフライヤーをゲットしたので、つぎはエアフライバージョンにチャレンジしてみようと思っています。
ではでは。
