お久しぶりです。
引っ越しの準備と引っ越してからの片づけのため、パソコンに向かうことができず、しばらく更新ができていませんでした。その間にコメントもいただいておりましたが、反応できず、申し訳ありません。これから追いかけてまいります。
引っ越し自体はとなりのアパートへの引っ越しだったので、人間は徒歩で移動できますし、契約も新旧一週間かぶせていたので、事前の掃除や忘れ物などの面では安心でしたが、アメリカ国内での引っ越しは初めてだったので、覚えている範囲で記録しておきたいと思います。※あくまでも個人の体験なので、英語が堪能な方などは違った探し方や交渉の仕方があるのではないかと思います。※
今回は時系列で概要を書き、その後、個別で書いた方が良さそうな部分を別記事に書いていこうと考えています。
引っ越しを考えたきっかけ
まずは引っ越しを考えた理由は以下の2点です。
- 地面から虫が来るのが嫌なので2階以上がいい
- キッチンは広い方がいい
夫はそれに加えて、
- インターネットが速い設備があるところがいい
という希望もありました。
もともと、2階以上を希望していたのですが、今のアパートは蓋をあけたらなぜか1階で、半年後、400ドルくらい支払えば敷地内で移動できるということでしたので、様子を見ていたのですが、頻繁に料理をするようになって、キッチンの狭さ、キッチンパントリーがないことが気になりだしました。また、リビングにシーリングライトを付ける器具がなく、スタンドライトで対応していましたが、これだと夜暗いので、これも気になりました。管理はよかったので残念でしたが、同じアパートの中での移動はせず、半年我慢して別のアパートを探すことにしました。
場所は近所or夫の通勤時間があまり伸びないこと
アパートを探すにあたって、今の家は夫が渡米して2週間くらいで選んだ場所だったので、かならずしも近所である必要はなかったのですが、短い時間で探した割には、環境が良く、散歩もしやすくて景色もよいと感じていたので、引っ越しも楽だろうし、いいアパートがあれば近所がいいかな?と漠然と思っていました。
夫が職場から下道だけで15分程度で帰ってこられるというのも良いポイントでした。車が怖い私からすると、危険にさらされる時間は短ければ短いほど良いという気持ちです。お子さんがいらっしゃれば、学区が最優先かなと思います。
ただ、古くからある住宅街のせいか、アパートが全体的に古いエリアです。コンロは新しい家だとガラストップで隙間にごみが落ちることもないのですが、古いと蚊取り線香のような渦巻の電熱線っぽいものがむき出しで、隙間からごみが落ち、掃除が面倒です。また、古い家はキッチンと浴室以外カーペットになっているようで(はやりの問題?)、掃除や何かこぼした時が面倒ですし、虫も気になります。リノベーション済みで設備が新しいところは家賃が予算オーバーでした。
近所ですべてを満たすものを見つけられなかったので、職場からもっと近い場所や、少し遠くなるけど便利そうなところなど、何か所かチェックしてみたのですが、どこにしても色々望むと家賃が高い、という結論で、結局は近所のアパートの中でフローリングをあきらめて、他は希望に近いところに決めました。
アパートの探し方
アパートの探し方ですが、手当たり次第見に行くというのも手ですが、時間が限られているので、我が家は2つの方法で見に行くべきアパートリストを作りました。
Googleマップとapartments.comのサイト( https://www.apartments.com/ )です。
Googleマップで下調べ
Googleマップで探しているエリアを表示し、アパートの表示を探します。クリックすると、公式のwebサイトへのリンクと評価が載っているので、それをまず見ます。評価にはサクラとかもあるかもしれませんが、あまり1や2が多いと、不満のある人が多いと考えて、公式サイトなどもあまりみず、検討リストから除外していくようにしました。それでも、評価を日付順にならべて、直近改善しているようなら検討にいれたり、悪い評価の内容もいくつか読んでからリストに入れていきました。
つぎに、そのリストの中で、自分たちが引っ越したいちょうど良い日に空きがあるかを調べます。いい間取りがあっても、空きがない場合は見に行っても仕方ないので・・・。だいたい、floor plan → Availability で日付を入れてチェックできました。
空きのない場合はリストの後半に記載します。これは、見学して決定するまで2~3週間かかることもあると思うのですが、その間に急に空きが出ることがあるかも、と思ったからです。大体、退去する方も2か月前とかに言わないといけないので、探している日が2か月切っている場合、空きがでることは無さそうに思うのですが、様々な事情で急に退去されることもあるでしょうし、サイトの更新が間に合っていなかったなんていうこともあると思ったからです。
実際、私が引っ越した部屋は、前日まで空きがなかったし、実際にリーシングオフィスでも無いと言われていたのに、急にサイトに掲載され、慌てて抑えにリーシングオフィスまで走りました。
Apartments.comで詳細情報収集
Googleマップからリンクされている、公式のサイト情報では、そのアパートの築年数が分かりませんでした。公式のページでは、新しいのが売り文句でもない限り書かないのかもしれませんね。
そこで、apartments.comというサイトなら、築年数が分かるということを知り、上記で作ったリストの家をapartments.comのサイトで見ていきました。具体的には【Property Information •Built in XXXX】と年数が記載されているので、その個所を見ます。もし、内部のリノベーションが全体的に行われている場合も。【•Renovated in Aug 2017】のようにその旨記載がありました。あき部屋ごとにリノベーションしていっている場合は記載がないかもしれません。
また、今回はキッチンの大きさも検討のうちだったので、その点が平面図からでは読みりにくい間取りもありました。その際に、apartments.comでは3D間取りを載せていることがあり、これのおかげでだいぶイメージが付きました。
地図から探したり、家賃から探したり、日本のアパート探しサイトと同じようなイメージですが、日本のようにたくさんのチェックボックスでフィルタリングしていくまでは出来ないようです。
また、不思議なことに、日本からサイトが見られませんでした。IP制限でもしているのでしょうか。渡航前に調べたいこともあると思うし、見るだけならアメリカ国外でも構わないと思うので、不思議でした。
あとから気づいたことで、後段にも記載しますが、最終的に決めて今住んでいる家には、引っ越してみて、洗濯機乾燥機がないことがわかりました。見学の時に聞いたつもりだったけど、こちらも言葉が不自由なので伝わっていなかったと思われます。apartments.comには、Each home is equipped with full-size washer dryer connections云々と書かれていて、書いてある気になっていましたが、よく読むと、フルサイズのものが置ける環境は用意されているよ、ということだけで、そのものがあるとは書いていません。これから探される方は、以下のような記載があるか注意しましょう。
FREE full size washer & dryer
Washer & dryer included
Washer & dryer Hook upとだけ書かれている場合接続口しかない可能性が高いです。現地に行ったときにしっかり聞きましょう。
見学
リストができたら、アパートのリーシングオフィスのやっている時に飛び込みで見せてもらいに行きました。日曜日はアパートによってはオフィスをまる一日閉めているところもあるので注意しましょう。webから見学予約できるアパートもありました。見学の時はIDをオフィスで預かられますので、パスポートや運転免許証を持って行きましょう。
引っ越したい日の2か月近く前だったので、家賃が無駄にならないドンピシャの日に近いおうちはやはりまだ人が住んでいて見られず、同じ間取りの既に空いている部屋か、モデルルームがあればモデルルームを見せてくれました。家で検討する際に必要なので、可能であれば写真を撮らせてもらうといいと思います。
アメリカのアパートのサイトはあまり細かくサイズが書かれれていない印象です。あとからあの家具置けるかな?と家で心配になるので、心配なサイズの家具がある方はこの時点でメジャーなどを持って行った方がいいかもしれません。もちろん、契約してからもう一度モデルルームを見せてもらって、測らせてもらうこともできると思います。
我が家は、引っ越してから測って、無いものは後で買うことにしたため、写真だけ撮りました。
見せてもらえる部屋が、同間取りの別部屋か、モデルルームだった場合、アパートの敷地の中でどの位置なのか、周辺環境はどうなのかがわかりませんので、実際の棟を教えてもらって現地を見に行った方がいいです。敷地の中で道路に面している場合、うるさい可能性もありますし、我が家ではベランダに木がかかっているのが嫌でした(上層階でも木を伝って虫が来やすいとの被害妄想・・・苦笑)ので、目の前に木があるか、という点も確認しました。
新居契約~旧居解除
見せてもらって部屋が気に入り、家賃の説明や契約日などOKだと思ったら契約です。色々書くことが多いので、webで家からやることもできると言われましたが、その場で書きました。直近の給与明細やI94、デポジットの小切手を求められたので、近所の家に一度取りに行ったりもしました。
帰宅後、翌日くらいにメールで、電子契約書の情報が届き、その内容を確認し、電子的にサインをして2日以内に提出することを求められました。ページ数が多いので、結構時間がかかりました。提出するとアパートオーナーのサインが入った完成版が電子的に送られてきました。
これを印刷したものがJALUSAの最初の申し込みで求められたやつだと気づきました。夫は最初の家の時にこのバージョンを保存し忘れていたため、私がリーシングオフィスにコピーをもらいに行く羽目になったのだということに9か月くらいたって気が付きました。
旧居の契約を更新しない旨は、リーシングオフィスに聞きに行くと、リーシングオフィスではなく、メールで連絡するように言われたそうで、大したやりとりなく完了しました。しばらくしてから家賃下げるから考え直さない?とメールが来ましたが、新居を契約済みでしたし、暖かくなって虫が増え、キッチンの大きさという不満はあるので更新せずは変わらずでした。
一度やめるというと割引が、とかは聞いていたので、更新の時には試しにやめるそぶりを見せる、というのは必要なのかも、と思いましたが、人気のところだと引き留めてもらえないとかでそのまま出ることになったらいやだなあ・・・。
②に続きます
書いてみたら思ったより長くなりましたので、②に続きます。
良かったらお付き合い下さい。
↓その②はこちら↓
↓その③はこちら↓
ではでは。