ダラス転勤でおろおろする家族の日記

夫がアメリカ転勤だ!(赴任ではないらしい)、と言い出し、あわててあれこれ調べたり準備したり。やったこと役にたったこと、の記録と日々のことなど、適当に書いています。解説というよりは、記録という色が強いため、読みにくいかもしれません。どんどん内容は増やしていきたいと思っております。

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アメリカの銀行口座開設に行ってきました

SSNカードが届いたので、次のクエストの銀行口座開設に向かったtoriloverです。

紆余曲折ありましたが、最終的にWells Fargoに無事口座を開くことができましたので、こちらをご紹介いたします。開設に行くまで結構悩んだので、長い記事になりそうです。興味がありましたらお付き合いいただけると幸いです。

銀行選び

まずはどこの銀行で口座を開設するか、という点で迷いました。

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候補

候補にしたのは以下の3つです。アメリカの銀行の総資産額上位3位です。

  1. CHASE bank  https://www.chase.com/
  2. Bank of America  Bank of America - Banking, Credit Cards, Home Loans and Auto Loans
  3. Wells Fargo https://www.wellsfargo.com/ 

支店突撃の順位の決定

この3つの中から優先度の高い銀行の支店に順番に突撃をかけていくことにしました。順位は以下のように決めていきました。

支店・ATMの立地

日本で銀行口座を開設するときは、ATMの手数料やサービス、家の近所や職場の近くにATMや支店があるか、ということで考えていました。セブンイレブンやローソンで気軽におろせるようになってからは、支店の場所はあまり気にしなくなってきましたよね。

アメリカに来て、銀行をどうするか、ということを考えると、場所はどのみち車で行くものだ、となると、立地という条件であればよく行くスーパーのついでに行けるのがいいかな?と思いました。

最初は現金での移動もあるとは思いますが、そもそも口座間で送金することが多そうなので、支店やATMの位置もそのうち気にならなくなるのかもしれません。

3つの銀行の支店・ATMの位置を見てみると、Chaseが最も便利な位置にあり、次にBank of America、Wells Fargoとなりました。

使い方がわかるかどうか

夫はChaseの口座を作れていましたので、Chaseなら操作方法などを教えてもらいやすいですし、使い勝手がすでに分かっている状況です。また、口座を作った際、支店が空いていて作りやすかったというのも好印象でした。

「使い方」という面では、Chase以外の他の銀行はわからないため、評価できませんでしたが、「印象」という面でいうと、Google上での支店評価では、Bank of Americaは支店が混んでいる(夫の同僚さん情報)せいなのか、怨嗟の声が渦巻いていました。

Wells Fargoの評価はそんなに悪くありませんでしたので、この点も加味しすると、Chase、Wells Fargo、Bank of Americaとなりました。

同じような立場の人が作れた実績があるかどうか

赴任や転勤者の配偶者は、遅れていくことが多いのもありますし、仕事がないため、アパートや公共料金の契約に自分の名前が出てこないことが多く、現住所の証明書類の用意が難しい方が多いのではと思います。

私もその状況で、携帯電話の支払い書類も証明になるのですが、日本のsoftbankをアメリカ邦題で使っているため、証明できません。

こういう状況ですので、こうしたら作れたよ!!という先人の情報は大変参考になります。2018年9月の半ばに情報を探したところ、同じような状況の方が2017年の頭頃にChaseで口座を作れたという情報を発見しました。

その方が銀行員に指示された書類が以下のものでした。

  • パスポート
  • ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)
  • 現住所を証明する書類としてSSNカードが届いたときの住所欄を切り離さずに持っていく
  • 最初に預けるお金

※あとの項でお話ししますが、この方法は正規の方法ではないらしく、2018年9月末に後の記事で訂正されました。開設に行かれる方はお手数ですが最後までご確認ください。

私はちょうどSSNカードが届いたばかりでまだ住所欄を切り離していなかったのでそのまま使えそうです。

 口座開設キャンペーンの内容

アメリカの銀行では、一定の条件がそろうと、キャッシュバックしてくれるキャンペーンがあるそうです。調べてみると、3行ともChecking Accountを給与振り込み口座に指定すると200$とか、Saving Accountに10,000$とか20,000$を指定期間維持すると150$というキャッシュバックがあるというものです。

私は給与振り込み口座指定は無理ですので、Saving Accountにお金を移動させる方のボーナスはクリアできそうではありますが、ちょうど円安方面になっている最中ですので、ボーナスのためにわざわざやるのもどうかな?と思いましたので、ボーナスの内容は気にしないことにしました。

Wells Fargoのオファーコードをgmail広告からゲット

各行をwebで見ていると、その履歴から、gmailの広告欄にWells Fargoのオファーコード申し込みが出てきました。中身を読んでみると以下の条件で200$のボーナスがもらえるというものです。前半の条件のクリアは難しいですが、後半は意識すればできそうです。自動販売機でせっせと買えば無駄遣いを最小限にしつつクリアできるかも・・・??

Set up and receive at least three consecutive monthly direct deposits of $500 each within 150 days of account opening.

OR

Use your Wells Fargo Debit Card to make 10 posted purchases or payments each month of at least $1, for three consecutive months within 105 days of account opening.

順位決定!!

ここまで分かった情報から、以下の順番で回っていくことにしました。

  1. CHASE bank
  2. Wells Fargo
  3. Bank of America

CHASE bankに突撃して撃沈

まずは家の近くのCHASEに行ってみました。

確かに空いています。窓口に行くと、予約で混んでいるので、電話しますということで1時間後くらいにもう一度行くと、今日は難しそうだというようなことを言われたようです。早口すぎて私にはわかりませんでした><

見た目は空いているけど、予約がいっぱいで帰らされている人が結構いるのかもしれません。

そのあと、夫が口座を作った会社の近くのCHASEに行ってみることにしました。こちらでは誰も待っていなくて、すぐ話を聞いてもらえました。

webで見ていた去年の情報↓が有効であることを祈りながら聞いてみました。

http://amazingmoments.tokyo/2017/02/19/chase/

「アメリカCHASE銀行で口座開設 駐在員家族は現住所証明書類に注意」

 

SSNが届いたら、SSNカードを住所と名前が記載されている紙から切り取らず 、そのまま銀行に持っていけば、現住所の証明になるそうです。

結果としては、IDは二つ必要かつ、住所の確認で携帯の支払いなどがないか聞かれました。

OKの書類の表を見せてもらうと、確かにSSNの住所住所確認可能なもののリストにありません。

これがきっと担当者によってできたりできなかったりするというアメリカ特有のやつだとは思ったのですが、ここであーだこーだ粘るより、他の銀行に行ってみよう、という夫の案に乗っかって、CHASEをあきらめました。

Wells Fargoに向かう車の中で、携帯の支払い書類で現住所確認できても、それはID2個の2個目にはならないよなあ・・・?担当者がかなり融通利かせてくれないとCHASEは厳しいのかもと思いました。

Wells Fargoに突撃したらあっさり作れた

そのままWells Fargoに行きました。

入口の銀行員さんが声をかけてくれて、パスポートと住所と切り離していないSSNカードを見せて、これで作れるか?と聞くとあっさりOK。

そのまま口座開設の話になりました。

実はCHASEでほぼほぼ作れるような気になっていて、Wells FargoのChecking Accountのプランが2つ選べることなどを事前によく見ておらず、サラサラサラっと銀行員さんに説明されて理解しきれずポカーン( ゚д゚)となってしまって、何回か説明してもらってしまいました。(しかも分からない部分が結構多くて、夫に教えてもらうの巻)

一度読んでいればもう少し分かったかも・・・。予習は大事です。

そのまま色々説明を聞いて、debit cardの申し込みを完了しました。オファーコードも無事受け付けてもらえました。

ダメ元でクレジットカードについて聞いてみましたが、やはりクレジットカードヒストリーがないとだめで、セキュアドクレジットカードなら作れるよ、と説明してもらいました。セキュアドクレジットカードになるなら他の会社のものの方がいいので、説明のお礼だけ言って雑談終了。やっぱりクレジットカードの道は険しいです。CHASEは配偶者の方で8か月目で作れたという情報がありました。

説明を聞いている間に書類や情報ができてきて、オンラインバンキングへのアクセス方法を私のスマホを見ながら教えていただき、IDパスワードを作成してログインできるところまでできるようにしてもらえました。

CHASE bankはもともとIDが2つ必要だった

無事自分の口座は出来て、カードが送られてきて、それをアクティベートして、銀行口座開設クエストはいったん終了ですが、ふと同じ条件でCHASEが作れた方のことが気になりました。

昨日記事を見直してみると、修正が入っていました。

http://amazingmoments.tokyo/2017/02/19/chase/

 2018年9月追記:この方法で住所を確認するのはChaseの規定違反のようです。私の担当者は特別OKを出してくれたようですが、お約束はできません。アメリカの運転免許証またはステートIDが必要のようです。でも、チャレンジしてみる価値はあると思います。

 うーん、納得。

運転免許はしばらくとれなさそうなので、今後の楽のために、stateIDを取るか夫に相談したところ、大変いやーーな思いをしたdriver license officeに行きたくない、というのと、結局そこでも【Texas Residency】の証明を求められるので堂々巡りじゃないかということで、とりあえず手っ取り早く一番安い携帯SIMの契約をするのがいいのではないかというところに落ち着きました。

www.dps.texas.gov

アパートの契約書に名前を夫婦連名にしたものにしてもらう*1という方法もありますが、これではダメな手続きもあるらしいです。

終わりに・・・

長々とした話になってしまってすみません。お役に立てれば幸いです。

 

ではでは。

*1:(これは実はほぼ出来ていて、なぜかアパートのオーナーのサインがないバージョンしか家に保管されておらず、完全ではないのでこれはこれで今後なんとかしに行く必要があります)